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2016年2月28日 - 2016年3月5日

2016/03/05

ABS樹脂同士の勘合は難しいんですよ?

Fi-Dia Block(s)ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)という樹脂製です。
ABS樹脂は一般グレードでもある程度の弾性を持っています。
「弾性」は勘合や保持力にとって重要なキーワードです。

また、Fi-Dia Block(s)ボールジョイント式のブロックトイです。
実は、♂ボールジョイントの径と♀ボールジョイントの径は同じ寸法ではいけません。
少しキツイ(♀の径よりも♂の径の方が微妙に大きい)くらいでないとジョイントがユルユルになってしまいます。
逆にキツすぎると♀ジョイントがどんどんヘタってしまい、すぐに緩くなってしまいます。

それではFi-Dia Block(s)の金型がどれくらい大きくなっているかというと、これは企業秘密です!

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2016/03/04

金型への路(みち)・・・(踊り場2)

金型に関する作業を進めていたはずが、すっかり製品設計に戻ってしまいました…(^_^ゞ

要(かなめ)な部分の構造がガラッと変わり、可動範囲を広げるためにラインを少し修正し、外装とかどうしようかなぁと考えをめぐらせています。

今回は立ち姿の画像を作成してみました。
ドシッとした安定感のある立ち方と、女の子らしい立ち姿です。

20160304 Fig Std135 upright

201603040 Fig Std135 upright female

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2016/03/03

女の子フィギュアの3D-PDFを公開してみる

現在リリースしているすべてのパーツをSTL形式で公開しています。

STLはポリゴン形式のひとつで、小さな平面の集合として3次元形状を表しています。
簡単な例としてはミラーボールですね~

Mirror Ball

車や家電品などの製造業者が一般的に使っているのは境界表現形式のCADです。
境界表現というのは3次元形状を幾何情報(点・線・面など)で表し、ソリッドの場合はさらに位相情報(面が繋がっているなどの情報)を持ちます。
本業(金型製造業)でも境界表現形式のCADを何種類か使っています。

ポリゴン形式境界表現形式は大雑把な分類です。
興味のある方は「サブディビジョン」「CSGツリー」「フィーチャパラメトリック」などの単語でGoogle先生たちにお聞きすると色々と教えてくれますよ!

さて・・・

STLよりもっと身近な3Dデータがあります。

PDF形式です。
3DデータはAdobe Reader 7以降でサポートされたようです。

PDFの内部的にはUniversal 3Dという形式だそうで、これは境界表現(B-rep)とポリゴンの両方をサポートしているようです。
つまり3D-PDFを使うと高精度なデータの配信が可能(かもしれない)ということです。
実際に3D-PDFの曲面表示を見ると、精度は分りませんが非常にきれいです。

もし3D-PDFを読み込んでB-Rebデータを編集できる3Dソフトがあるなら、境界表現をサポートした3D-PDFの可能性はSTL以上でしょう!

2016030101_fig_std135.pdf

と、いうことで、制作中の女の子フィギュアの3D-PDF形式データを公開します。

Joint Factory (ブログ版)が利用しているココログには容量制限(1MB)がありますので、Joint Factory (ホームページ版)にファイルを置いてリンク(約5.5MB)を張っておきます。
ファイル容量にご注意下さい。
またブラウザ内で「Enable 3D View」と表示される場合はファイルをダウンロードしてAcrobat Reader等で直接開いて下さい。

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2016/03/02

金型への路(みち)・・・(その五の続き)

胴体の断面からPNG形式の動画を作ってみました。

Firefox 44とiOS9.2.1上のSafariで動画を再生できることを確認しました。
IE11、Chrome48では再生できませんでした。

普段は動画までは作りませんが、こうして干渉の有無をビジュアルで確認しています。
モデリングに使用しているSolidWorksという3D-CADにも干渉チェックの機能はありますが「干渉していない場合どの程度の隙間があるか?」を素早く確認することができません。
断面を切ってみるのがイチバン速いんですよねぇ。

20160302 Fig Std135 Sec-Body L

20160302 Fig Std135 Sec-Body U

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金型への路(みち)・・・(その五)

腰は身体(にくづき)の(かなめ)です。ブロックトイでもそれは同じです。

その重要な腰のジョイントを確認していたら、な、な、なんと胴体内の♀ジョイントのサイズを間違って設定していたことに気が付きました(@_@)

<言い訳>1/10から1/12にサイズを変更した時、胴体内になんとかジョイントを詰め込もうと♀ジョイントのサイズを調整していて、最終的にできるだけ大きなサイズにするつもりだったのに、すっかり基本サイズ(□7.8mm)に戻したと思い込んでいました</言い訳>

危なかった…

□7.8mmにはできませんでしたが、胴体の組み立て強度にとって重要な♀ジョイントはすべて幅を7.8mmにすることができました。

もう少し調整したい場所も発見してしまいましたが、とりあえず、メデタシ、メデタシ…

20160302 Fig Std135

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2016/03/01

金型への路(みち)・・・(その四)

第一弾フレームで予定しているパーツのモデリングがだいぶ進んだので、フレームの設計をしてみました。
金型のことをきちんと考えて、かなり本気で設計しています。

異形状多数個取り(形や重量が違うパーツを一枚のフレームで成形する)では各パーツの樹脂がバランス良く充填されるように気を付けなければなりません。
充填のバランスが悪いと充填されずに欠けたようになったり、精度が悪くなったり、パーツが変形したりと不具合が発生します。

20160301 Fig Std135 Drawing

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上半身の可動範囲の確認

上半身の可動範囲を確認してみました。

 前屈 : 9度
 後屈 : 10度
 捻り : 左右に各20度

いずれも指定軸だけの移動時にパーツが干渉しない範囲の角度です。
数値的には小さい気もしますが、実際には「少し上に向けながら捻る」など自由に動くので表現はもっと豊かになると思います。

20160301 Fig Std 01

20160301 Fig Std 02

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2016/02/29

金型への路(みち)・・・(その参の続き)

ボディ部分をもう少し見ていただこうと思います。



キャラクタラインをどうするか、そろそろきちんと考えないといけないなぁ・・・
「無し(=このまま)」で良いかなぁ?

20160229 Fig Std 03

20160229 Fig Std 04

20160229 Fig Std 05

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金型への路(みち)・・・(その参)

上半身についても細々と変更を重ねています。

1.胸部前後パーツの接続ボスを2本から4本に変更した
2.胸部の前・後各パーツにあった首の意匠を背骨パーツ(仮名)に移動した
3.腹部前後パーツの脚部切り欠き形状を調整&一致させた
4.胸部前後パーツ、腹部前後パーツにそれぞれ0.1mmの隙間を設定した

結構メンドクサイのは隙間管理で、CADでモデリングする限りは「隙間なし」がイチバン楽ちんです。
でもパーツに適切な隙間を設定しておかないときちんと組み合わさらなかったり、組み立て中にパーツが飛んでしまったりします。

また、こうしてブログを書くために画像を見直している間にも「あ、ここも直さなきゃ」という部分が見えてきます。

大きめの変更はブログでお知らせしていきますが、細かな修正点については間違い探しをお楽しみ下さい!

20160229 Fig Std 135 01

20160229 Fig Std 135 02

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2016/02/28

金型への路(みち)・・・(その弐)

腕のバランス調整をしました。

上腕を長くし、下椀を短くしました。
全長(肩ジョイントから手首ジョイントまでの距離)は同じです。

また♀ジョイントの肉厚は基本形状と同じくほぼ1mmを確保した結果、腕は全体に少し太めになってしまいました。

強度とデザインのどちらを優先するかは毎回大きな悩みの一つですが、今回は強度を優先しました。
現状のモデルデータには外装を接続する♀ジョイントは付いていませんが、外装の重量を考えると肩や肘の関節ジョイントは強い方が良いですからね!
3Dプリント試作品を検討して「1mmの違いは強度に大きく影響するが、腕の意匠には影響が少ない」と判断した結果でもあります。

以前1/10サイズで進めていた理由はまさにこの部分で、意匠と強度をバランスさせようとすると1/10サイズ(頭頂高165mm程度)が必要だと考えていました。

遊びやすさを考慮して1/12サイズ(頭頂高135mm)に変更しましたが、ジョイントの強度も確保すべく頑張ります!

20160228 ARM COMPARE 01

20160228 ARM COMPARE 02

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金型への路(みち)・・・(踊り場^_^;)

二回目にして踊り場とは・・・(^_^ゞ

顔パーツは、全体のバランス調整(他のパーツの寸法調整)に必要なので「仮置き」として作りました。
現時点では第一弾のフレームに含まない予定なので意匠のプライオリティは低いのですが、目立つパーツなのでつい弄ってしまいます。

3Dプリンタ品のコメントを参考に修正してみました。
顎ができて、少しはマシになったような気がします。
モデリングプランは間違っていないかなー。

製品(金型)にする時には鼻と口、耳の意匠が必要だと思っています。

2016022801_head_comp_01

2016022801_head_comp_02

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